2008年06月30日
フィーチャリング
窪田佐知子
最近、MTVなどの音楽番組を見ていて思うのは、「feat.」としてアーティストが競演していることが多いということ。
ここ数年の傾向かもしれませんが、最近特に感じます。
実力のある者同士の競演は、1+1=2ではなく、1+1=3にも5にも、ともすれば10にもなるのは確かですよね。
一方、どちらにも実力がない場合、この競演には全く意味がなくなってしまう。
むしろ、マイナスの相乗効果になってしまうということを改めて知りました。
というのも、先日、北区ちょこっと起業にて、起業家の先輩として倉島麻帆さんがお話してくださった中で印象深いお話がありました。
「集まればなんとかなる、ではなく、集まってもなんともならない!」
というものでした。
実力がまだ足りない時に、ついつい仲間で寄り添って、手に手を取り合って苦境を乗り越えようとすることがあります。
ですが、実力不足でお互いを補い合うための競演は、かえってマイナスとなり、お互いの実力さえも出せないという結果になります。
誰かと一緒に何かしたいのなら、まずは自分の実力を少しでもアップさせること、そこから始めなければいけないのだと痛感しました。
明日の私は、今日の私よりどれくらい成長できるのか、自分をもっと鍛えなくてはと思う今日このごろです。
ちなみに・・・、
「feat.」は、「フューチャリング」ではなく、「フィーチャリング(featuring)」なのだそうです。
曖昧なことは、調べるって大事ですね。
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.m-workshop.co.jp/mtadmin/mt-tb.cgi/276
